試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

自分が変わるきっかけって、ささいなことなのかも。

そんな思いが、本書から伝わってきました。

ただ単純に服装が変わるだけ。だけど、本書の登場キャラクターたちはイキイキと、純粋に、ひたむきに、恋に進む。でも、周りの評価にあてられたどうでもいい服装なんかじゃこうはならなくて、正しく、身の丈に合った服をアテンドしてくれるメンターの存在があるからこそ、自分の魅力に気づける。

自分の良さは自分の目線からはきっと見えてこない、という強い意志。

私は気の利いた言葉をかけることはできないけど、本書に出てくるセレクトショップのオーナーみたいに、誰かの魅力に気づいてあげられる人になりたいと思えました。

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いつもファッション雑誌に載ってる本を購入してたけど、身の丈に合った服装が大事っていうこと。服装ひとつとっても、自分が自分らしくいるための大事なアイテムだっていうのを知れました。

月並みな言葉でしか表現できないけど、服装に込められた想いにあてられて、新しい自分の色に挑戦しようと思えました。

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