雑談って、難しい。
特にそう感じるタイミングとして、
・上司や取引先の人との会話
・初対面の人との会話
などと、微妙な関係の人と雑談しなければならない場合に多いのではないでしょうか?
そんな時、この本の雑談に適した話し方を駆使すれば、適当に話をしながらでも相手との距離感を縮められること請負です。
目次
はじめに―― 雑談は、普通の会話とは、まったく違う。
1章 基本の7ルール
2章 初対面編
3章 知人/飲み会編
4章 職場/ビジネス編
おわりに―― 「人に興味が持てない」という病
本書は、雑談が求められる様々なシチュエーションを想定し、NG雑談とOK雑談を実例とともに比較検討することで、よりよい雑談——一生モノの雑談力——を身につけることができる一冊となっております。
そんな中で、特に大事なのが、はじめにという章にある雑談の本質について述べられている項目でしょう。
これに目を通すか通さないかで、本書を単なる雑談メソッドレクチャー本にするか、一生モノの雑談力を身につけることができるようになる本にするかの分かれ道となっています。電子書籍版では目次に各項目へのリンクを張ってくれているので、自分が苦手としている部分に直接飛べるのは便利ではありますが……まずは、はじめにという項目で雑談とは何ぞや? というのに触れてから読み進めるのが大事でしょう。
雑談は普通の会話とは違うということを、肩の力を抜きながら知ることができる良書です。