「好きなことで生きていく」という言葉が、その字面通りに解釈されている昨今、忘れてはならない前提としては、「好きなこと」という意味合いに、必ずしも「やりたいことだけ」という要素が含有されてないということです。
具体例として、
- 下げたくもない頭を下げる
- 不平不満を受け入れる
といった、イニシアティブの取れない仕事を割り振られている状況が該当します。
そこで大事なのが、 自分とはフレームワークの異なる他者とのギャップを埋めるための戦略であり、本書では、自と他の架け橋を担う教養を身につけるために大事なノウハウが平易な言葉でちりばめられています。本書の太字の部分を斜め読みするだけでも勉強のエッセンスを会得できるので、時間がなくてしっかり読むことができないという人にとっても安心して楽しめる一冊です。
与えられた状況下で如何に自分の仕事に花を咲かせるか。本書を通じて、仕事を「好きになる」ための方法を学べます。