タグ: 読書
"読書"タグのついた投稿一覧です。
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【読書ログ】大尉の娘【情熱の行き着いた先は小説】
に公開本書はプガチョーフの乱(1773-1775年)*1を元にしたプーシキンの晩年の作品です。乱と聞くと、存在そのものに対して残虐さや悪虐さといった否定的な側面がつきまとうものですが、
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【読書ログ】貧しき人々【ドエトフスキーの原点】
に公開貧しい人々、その本質は、選り好みが激しく、わがままであるということ。その言葉が示す通り、本作の人々は、価値観の押し付けがすさまじい。
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【読書ログ】水の精(ウンディーネ)【魂の渇望を描く】
に公開水の精(ウンディーネ)。それは、人のかたちをしていながらも、人の魂をもたない伽藍堂。物語序盤においては人の気持ちが理解できない故に、自分本位の行動をとったり、興味を引いてもらうような無邪気さが演出されます。
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【読書ログ】涼宮ハルヒの憂鬱【非日常という名の日常】
に公開『涼宮ハルヒ』といえば、2003年の刊行以来、シリーズ累計2000万部を超える超ロングヒット作品だ。2006年に放送されたアニメ版も、深夜枠かつわずか11局での放映、全14話という短期間だったにもかかわらずヒットを収めている。当時のニコニコ動画ではアニメのエンディングを踊ったハルヒダンスがバズり、アニメ放送以降には企業とのコラボも相次ぎ、作中の人気キャラの名前を冠した飲料も発売された。
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【読書ログ】いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道【大和魂の本流を垣間見れる一冊】
に公開武士道を知ること、それ即ち、日本人が日本人を規定せしめる原理・原則への近接に他なりません。その断言を、苛烈なまでの暴挙を高らかに許せるほど、本書の存在はあまりにも大きかったのです。
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【読書ログ】ギルガメシュ叙事詩【人間の永遠のテーマである不死の探求】
に公開本書は、紀元前2600年ころに実在したと考えられるウルクの王:ギルガメシュの半生をつづった物語です。
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【読書ブログ】エロ/グロ/バイオレンスの境地——『妖魔王』
に公開本作は、妖魔に恋人を殺された主人公・工藤明彦が、"念法"と木刀"阿修羅"を駆使して、妖魔との戦いに身を投じる妖魔シリーズの一つです。中でも、「因幡の白兎」の物語をモチーフとした構成となっている本作は、その物語を知っている人からすると、現代に上手く適用してドラマチックに表現されていることが分かり、ひと粒で二度美味しい作りとなっています。
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【読書ログ】読書大全【読書スターターキット】
に公開本を読むというのは、ただやみくもに頭の中に知識のバベルの塔を構築することではなく、(中略)、まず自説を立てて、それを強化し補強するために読書をして、自分の頭で考えることが肝要という一文に、この本の髄が詰まっています。
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【読書ログ】「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義【「死」についての哲学入門書】
に公開死とは一体なんなのか。哲学的・唯物論的アプローチから「死」に向き合い、現代人の“死”への見かたを根本から問い直す。
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【読書ログ】言葉とは何か【言葉=視点】
に公開音訓読み、オノマトペ、日本語と英語のニュアンス差、文化圏による言葉の意味合いの違いなどを通して、「言葉とは何か」に正面から迫る一冊。
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【読書ログ】やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。【青春とは欺瞞】
に公開主人公・比企谷八幡が、癖の強い登場人物たちと織りなす、ひねくれた青春と成長を描いた物語。
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【読書ログ】ゆるキャン△(1)【読めば読むほどキャンプに行きたくなる一冊】
に公開ソロキャンプを愛するリンと、彼女とは対照的ななでしこの出会いを通して描かれる、キャンプのアンビバレンスな魅力とゆるい関係性に浸れる一冊。
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【読書ログ】万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典【生命の力強さを感じ取れる一冊】
に公開『万葉集』入門に最適。フリガナ付きで朗読にも使え、時代背景や人間関係も詳説。古文嫌いでも「万葉集とは何か?」がわかる構成。
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【読書ログ】教えたくなる名短篇【人に勧めたくなる短編集】
に公開13作の名短編が感情のうねりを中和しまとめる一冊。読み手・書き手とも心に残る、日常にも応用できる表現力に溢れる本。
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【読書ログ】レイシズム【レイシズムに根拠はあるのか?】
に公開本書はレイシズムの根幹をなすのは科学ではなく政治という部分を中心に、歴史や人種観、差別の本質まで考察する内容です。
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【読書ログ】「考える頭」のつくり方【必見! 自分の頭で考えるための冴えた方法】
に公開スマホで有益な情報を調べられる時代、「調べる」だけでは超えられない課題に「考える」ことで挑む。行動こそ知恵につながる一冊。
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【読書ログ】10万円から始める! 小型株集中投資で1億円【少額投資の方法を学ぶならこの一冊】
に公開本書は、少額投資で大きいリターンを得るための銘柄の選び方をチェックリスト形式で理解していく構成となっています。『株式投資ってよくわかんなくてなんか怖い……』 と思っている人でも、まずは10万円からなら遊び感覚で投資の場に参加することも可能なので、本書で書かれているチェックリストを辿りながら場馴れしていくのもよいのではないでしょうか?
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【読書ログ】めざせ「億り人」!マンガでわかる最強の株入門【投資初心者におすすめの一冊】
に公開本書は、テレビ番組に出ていた億トレーダーに惹かれたヒロイン・倉森琴音が、SNSで知り合った仲間たちの助言を聞きながらトレーダーとして成長していく物語です。板情報の見方や基本的なチャートの読み方等々、株式投資の勘所をマンガ仕立てのエピソードを交えておさえることができるので、純粋に知識をつめるタイプの本よりも一つ一つの用語を理解しやすく、実際に株式投資を始める上で手元に置いておくと安心できる一冊です。
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【読書ログ】超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける (五百田達成の話し方シリーズ)【雑談力を鍛えるならこの一冊】
に公開雑談とは何か、様々なシチュエーションでの具体的な雑談術が身につく一冊。
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【読書ログ】「神国」日本 記紀から中世、そしてナショナリズムへ【神国思想の本質に迫る】
に公開本書は、誰しもが聞いたことがあるようで、それでいてその内容については深く考えられてこなかったこのイデオロギーの意義を、神々の変遷から始まり、神国思想の今後について語ることで綿密に描写しています。