![]()
目次
1. つぶやき
ノロウイルスシーズンが到来します。手洗い・消毒は忘れずに。
2. 時事ネタオピニオン
【2】ノロウイルスシーズンが到来 感染の盲点は「スマホの画面」 消毒、手洗い、加熱でウイルス撃退
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e82ca2f5a465846c02d0afc64041120d9195d72
《概要》
「ノロウイルスの食中毒」は、寒くなるとともに増加する。厚生労働省によると、全体の59.7%が11月から2月に発生。
《解説》\
ノロウイルスは、非常に感染力の強いウイルスで、わずか100個程度のウイルス粒子でも発症することがある。感染経路の中心は「人から人」であり、感染者の手指を介して食材や調理器具にウイルスが移り、それを食べることで感染が広がる。さらに、ドアノブやタオル、スマートフォンなど生活環境の中のさまざまな物を介して二次感染が起こることもある。
感染者の便や嘔吐物にも大量のウイルスが含まれており、片付けの際の不十分な処理でも感染が拡大する危険がある。特に冬場はウイルスが乾燥や低温に強く、長時間環境中で生き残るため、注意が必要だ。
ノロウイルスの怖い点は、見た目やにおい、味で判断できないこと。汚染された食品も一見普通に見えるため、食べてみて分かることはない。加えて、感染しても症状が出ない不顕性感染者がウイルスを広げることもあり、知らないうちに集団感染を起こすこともあります。
主な症状は、激しい嘔吐や下痢、腹痛、発熱など。通常1〜3日で回復するが、高齢者や乳幼児では脱水症状を起こすことがあり、重症化するケースもある。
予防の基本は、以下の3点。
1. 手洗いの徹底(特に調理前・食事前・トイレ後)
2. 食品の十分な加熱(中心温度85〜90℃で90秒以上)
3. 環境の清掃と消毒(次亜塩素酸ナトリウムでの拭き取り)
また、調理中や食事中のスマートフォン操作は控えることも大切だ。
◇◆◇◆◇◆
【1】小さな不具合が引き起こした大規模インターネット障害、AWSの事案から学ぶ教訓
https://news.yahoo.co.jp/articles/108296187c6916246d4821a3b0a74aaebc0fbe0b
《概要》
大規模障害が発生したのは今月20日。アマゾンが23日に発表した事後調査結果によると、原因は二つの自動化されたシステムが、同時に同じデータの更新を試みたことだった。これが発端となって重大な問題に発展し、アマゾンの技術者が急きょ対応に追われた。
《解説》
10月20日に発生した大規模障害の発端は、DynamoDB の DNS 管理を行う自動化システム間の「レースコンディション(同時更新の競合)」。その結果、地域エンドポイント(dynamodb.us-east-1.amazonaws.com)の DNS レコードが空になり、DynamoDB への到達不能が発生。これが多くの依存サービスを直撃。大規模クラウドは依存の森であり、単一点の論理的障害でも広範囲に波及し得る。このため、依存の可視化と設計段階での分離が必須だ。