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目次
1. つぶやき
AIによって、社会とテクノロジーの「共進化」が進んでいる世界で過ごせることは、素晴らしい。
2. 時事ネタオピニオン
【3】<移民と社会>「デカセギ」の魅力薄れる日本 中国人は激減、ベトナムの次は
https://news.yahoo.co.jp/articles/27115696b42a86550fed2f038b92ca58c929162e
《概要》
外国人規制の強化を訴える高市早苗首相への世間の期待は大きい。しかし、長期的な経済低迷により、日本そのものが外国人に「選ばれない国」になりつつあるのも事実だ。
《解説》
シンガポール、台湾、韓国、その他東南アジア諸国では成長率が高く、外国人労働者・移住者・デジタルノマドなどを惹きつける条件――英語環境、成長産業、税制・制度の柔軟さ――が整いつつある。それらの国と比べ、日本は相対的に治安や生活インフラの水準は高いが、経済的・制度的な魅力では周辺国に後れを取っている。今後、日本が再び選ばれる国となるには、賃金水準の回復やデジタル化の推進に加え、外国人が生活しやすい制度設計への転換が欠かせない。
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【2】格安航空ZIPAIR、日系初“スターリンク”採用に隠された「逆張り戦略」…機内でZoom・YouTubeも利用可
https://news.yahoo.co.jp/articles/069beb9b102e082592901b8d513dcb57d7e951f2
《概要》
日本航空(JAL)傘下のLCC「ZIPAIR」(ジップエア)は自社保有の全8機に、実業家イーロン・マスク氏率いるスペースXの衛星通信サービス「Starlink」(スターリンク)を2026年3月までに順次導入する。日系航空会社としては初の本格導入だ。
《解説》
LCC航空会社であるZIPAIRの特徴として、全座席にモニターを搭載していないことが挙げられる。物理モニターがない機内で、安定したネット接続を提供できれば、乗客は自分のスマホやタブレットで動画・SNS・メール送受信などを機内でも快適に利用できる。ただ、同時接続数やピーク帯での実効速度は、利用者数と契約形態によって変動する。満席時に全員が高画質動画を同時ストリーミングすると帯域不足が起こり得るので、この辺りがどうなるのか。
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【1】積丹町 クマ駆除めぐり町議とのトラブルで猟友会出動拒否から1カ月 町民・議会への情報共有不足明らかに
https://news.yahoo.co.jp/articles/a80b4cb4cfb9cc52d2987543af975aff8ac5b212
《概要》
北海道の積丹町で、町議とのトラブルをきっかけに猟友会が出動を拒否してから今日で1カ月。町が出動拒否の状況を町民や議会に伝えていなかったことが、HTBの取材で新たに判明。
《解説》
猟友会はあくまで「民間のボランティア組織」であり、町の職員ではないりそのため、出動要請に応じるかどうかは、協力関係の範囲にある。しかし、地方の自治体では猟銃を安全に扱える人材が限られており、猟友会なしでは有害鳥獣対策が事実上機能しないケースが多い。
今回の問題は、単なる「町議と猟友会のいざこざ」にとどまらない。行政と地域住民の信頼関係、そして危機時における情報公開と説明責任――。地方が直面する構造的な課題を浮き彫りにした事例として注視すべきだ。