目次
1. ノート
こんにちは、雪村です。きょうはちょっと趣向を変えて、つぶやきではなくノート形式にしてみたいと思います。
今まで読書記録を「書評」という形で落とし込んでいたのですが、その行為に違和感を感じてきました。「書評」という言葉にまとわりつく、絶対零度的ニュアンス——「主観を廃した」冷酷さや無慈悲さ——が、僕の書きたいモノと合致していないことに気づき始めたのです。僕の書きたいモノ。それすなわち表現のやわらかさやあたたかさのような、僕自身のスコープからこぼれ出るカケラであって、そういったモノを大事にしたいというか価値があるのかもしれないという感情が芽生えているのです。その要因は、生成AIによる制作物に目を通す機会が多くなっていることが多大に影響しているのかもしれません。
生成AIって、ほんとうにすごいんですよ。プロクラスの文章がちょっとしたプロンプトで短時間に量産できるようになっているのです。しかも、アイデアの壁打ち相手にも適していて、ちょっとした気づきから熟達した哲人のような視点を授けてくれることもあります。まさに神の見えざる手のごとく立ち振る舞い。もちろん、いいことばかりというわけでもなくて、使い方によっては、スクリプトキディのような知識・技術不足が永続する危険も内包していることは確かです。また、指示のいかんによっては紋切り型のような出力の癖がつきます。
そんな状況に陥らないよう、今一度自分のスコープに立ち返りたいという欲求が強くなってきたのです。なので、本ブログから書評タグを外して、読書タグへと変更することに決めました。それに付随して、該当するタイトルの先頭に【読書ログ】を追加するように変更しました。堅苦しくなく、もっと自由に文字を書いていきたいと思います。
2. 時事オピ
【3】Sakana AI、200億円を調達 企業価値は4000億円に 「ソブリンAI」開発に注力
https://news.yahoo.co.jp/articles/7229f0a62ddf5f92a9367ee655f032a1b91b6f71
《概要》
Sakana AIは11月17日、総額約200億円(1億3500万ドル)を調達したと発表した。シリーズBラウンドで、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)などから出資を受けた。資金調達後の企業価値は、約4000億円(26億3500万ドル)に達するという。
《解説》
Sakana AIは大規模資源依存を避ける持続可能なAI技術開発と、日本文化に根ざした「ソブリンAI」の実装に資金を投じ、金融・防衛・製造業など現実の産業に深く関わりながら日本発のAI競争力強化を目指している。実際にどのようなサービスが展開されていくかは必見。
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【2】ブラックフライデー規模&種類拡大 留学118万円引きの体験型も登場 日本で独自進化
https://news.yahoo.co.jp/articles/b420fba189272258fe27ca519b8077d0da2a7192
《概要》
毎年、この時期になると始まる「ブラックフライデー」のセール。年々その規模や種類が拡大し、消費者にも新しい動きが生まれている。
《解説》
ブラックフライデーはアメリカ発祥で、11月第4木曜日の「感謝祭」翌日の金曜日から大規模なセールが始まり、小売業界が黒字になるところから名付けられたと言われている。消費者は大幅な割引を享受できるだけでなく、新しい体験や自己投資の機会を得られることが増えるのはよい傾向。
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【1】「西成の“闇露店”で買った」“処方薬”のオーバードーズ 女子高校生のオーバードーズ制止せず死亡させた罪で実刑判決受けた男が明かした入手先 「生活保護受給者」が薬を売りさばき…
https://news.yahoo.co.jp/articles/a771e0ce501f7f7810c137c2947316db937ffd08
《概要》
今、社会問題となっている、薬の過剰摂取=「オーバードーズ(OD)」。死に至る事案も相次いでいる。
《解説》
必要のない薬を処方しない、買わせない工夫と制度改善が大切。具体的にはマイナンバーと処方箋情報を結びつける方法が有用となるだろう。いずれにせよ、家族や大人が、若者の孤独や悩み、薬乱用の兆候を見逃さず、専門家と連携してサポートする姿勢が不可欠だ。